SSブログ
前の6件 | -

Sgt Pepper 50th Anniversary Edition [THE BEATLES]

SGTはビートルズのアルバムの中で、ターンテーブルに載る回数が少ない。
というのは、多重録音によるダビングの繰り返しで、各楽器の分離が悪く
音質的によろしくない。また、一番の理由はロックを感じないことだ。
それは、ポールがイニシアチブをとったことが大きい。そもそもポールが
書く曲は、ポピュラーソングでありロックンロールではないと輩は考える。
また、SGTはコンセプトアルバムと言うが、そもそも、ポールは曲を
物語調に仕上げるのが得意で、前作『Revolver』の”エリナー・リグビー”
などがよく分かる。
そんなんで、1曲でなくアルバム全体を『物語』にしたら面白い!と考えた
のだろう。このころから、ジョンのリーダーシップは薄れてき、ポールの
我が強くなってきた。
ただ、流石にSGTの締めは『A・DAY』でこのアルバムはこの曲に尽きる。
これまでの物語は、この曲のお膳立てにさえ思える。
DSC_0334.JPG

 さて前置きが長くなったが、今回、輩が購入したのは、DE(CD)
とアナログ盤を注文した。先ずはアナログ盤から聴いてみた。
音とは関係ないが、ジャケットがワイドスパンで満足。(2枚組だから?)
肝心のリマスター効果だが、オリジナル盤と比較してみた。
感じたのは下の3つ。
DSC_0332.JPG

①リマスター盤はヴォーカルが真ん中で定位。
 オリジナルは右から左、センターとヴォーカルの位置が変化する。
②低音がすごく伸びている。特に、『A・DAY』の最終のSEは、
 部屋が振動するくらい。
③全体的に回転が遅くなったような気がする。低音から高音まで伸びて
 いるので、そう感じるのではないか?
総評として、悪くない。それは、オーディオファイル的には、いい仕上がり
となっているという意味。
ただ、SGTがロックの金字塔と言われるのは、コンセプトアルバムある
ことと、サイケデリック・ロックの2つが成り立っていたからであること。
残念なのは、後者のサイケ感が薄くなっていることだ。
薄くなった原因は、オリジナル盤のようなヴォーカルが左右に移動したり、
ナローな音質をリミックスでクリアにしたこと。
まぁ、これは50周年記念盤をリミックスした、J・Mの息子の提案だから、
これはこれで有りと思う。
それより、オリジナルSTEREO盤もMONO盤(2014)と同じように、
アナログマスターからカッティングした、アナログ盤を望む。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

テクニクス SL-5 針交換 [オーディオ]

 先日、我が家に来たSL-5の交換針を注文したのだが、
3日くらいで着した。メーカー純正品は製造中止になって
いるのでJICO製だ。
このメーカーが製作している交換針は、SURE、EMPIRE
などのを購入させれもらっている。CD全盛期時代に
レコードの生産が落ちんで業績が最悪でありながら、
JICO社長が一人でも欲しい人がいるなら作り続けよう」
と交換針を作り続けた。
昨今のレコード再燃によって、全世界から注文が殺到し
生産が追い付ない状態が続いているという。DSC_0098.JPG
さて、到着した針だが付いていたオリジナル(?)と比較
してみた。た目はの違いは、オリジナルはセンターに白線
がついているのだが、JICO製は無印だ。ボディーの半透明
なオレンジ色は、ほぼ同色であった。
肝心の音だが、そもそも付いていた針が、状態がよくいい
音を出してたので劇的にいよくなったという印象はない。
若干重心が下がって、低音が伸びているような感じがした
程度。だ、当時5万円弱のプレーヤーと3000円のカート
リッジで、れだけの、音が聴ければ十分だ。
DSC_0100.JPG


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

ラジカセ シャープ QT-88 [オーディオ]

前回のログで、ラジカセが再燃していると書いた。
その繋がりで、我が家に現存するラジカセをご紹介しよう。
シャープのQT-88。(1981年製)
1982年にCDプレーヤーがソニーから発売され、ラジカセは
CDラジカセへ移行していくので、CDプレーヤがついて
いない末期ラジカセとなる。
ラジカセと書いたが、こいつはスピーカーが外すことができたり、
レコードプレーヤーもつなぐことができる。なんと、フォノイコ
も装備しているので、簡単にレコードを楽しむこともできる。
QT-88は実家に15年くらい保管してあったので、久々に鳴らして
みる。試しにSL-5をつなげてみた。驚いたのは、プラスチックの
軽量なピーカーながら低音から高音まですっきり伸びていて、
ベタな表現だが、こんないい音してたっけ?が久々聴いた感想。
また、気軽に持ち運びできるので、場所を選ばずに、いい音を
楽しむことがきる。乾電池でもいけるので、アウトドアでも
活躍できる。
DSC_0094.JPG

また、簡易イコライザーで好みの音質へ変更できる。この効果
が絶大で、レコードに合わせて、つまみをいじりたくなる。
唯一の不満はボリュームのツマミがスライド式であること。
小ぶりでも良いので回転式であったらと惜しく思う。


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

テクニクス SL-5 [オーディオ]

 秋になってから、週末は雨の日が多く、家に引きこもってオーディオを楽
しむにはいい季節だ。
先週末、会社を早めに上がってHOに行ってみた。
行きつけの店舗は3つあって、だいたい一度に全部廻る。
1件目では夏に訪問した時には、綺麗なDENONのDP-80ターンテーブル
とDP-300 、たぶんDA-307が売られていた。DP-80は傷、錆も無く自分の
システムのスペアで欲しかったが、キャビとアームは要らないのでその場は
留まったが、売れてしまっていた。
結構いい値がついていたが、 オークッションとは違い現物を見て買えるので
安心できる。また、前にも書いたが、DENONのメンテナンスは良心的で、
年代物のオーディオでも快く修理を受けてくれる。ただ、部品が製造中止に
なっているものは例外だ。(IC、モータ、ギアなどの特殊部品)
あと、もう一つ気になっていたのは、テクニクスのSL-10がジャンクコーナー
に置いてあった。針折れ、通電のみ確認といった品物。値段は¥5,000。
迷った時はスマホで調べる。店の中では失礼なので一旦車に戻って、ゆっくりと
検索。完動品はオークションで¥30,000~50,000と人気があるプレーヤーだ。
ここはジャンクということで、これも見送ったが売れてしまっていた。
中古は『出会った時に欲しいと思ったら買う』が鉄則だ。 目を付けていた、
品物の購入を1W考えて、いざ買いに行くと売れてしまっていて、悔しい思い
をしたことは、これまで3回ある。今でも忘れられない。 
売れたんだ~と思いながら別の店舗へ30分くらいかけて向かう。 
先ずはレコードを物色したが欲しいものはない。続いてオーディオジャンク
コーナーに行くと、SL-5が置いてあった。
このプレイヤーはSL-10の廉価盤で新品時は定価¥45,000 。売り文句は
レコードジャケと同サイズで31.3*31.5mmのコンパクト設計。
操作はフルオートでスタートボタンを押すだけで、レコードサイズを検知して
回転数を自動選択するといった、だれでも使いやすいレコードプレヤー。
 自分が気になっていたのは、トーンアームでダイナミック式アームリニア
トラッキング を採用していること。これは、レコードカッティングマシーン
と同様に直線的にトレースするためインサイドフォースがほぼ0のため、歪
の発生などが少なくなるメリットがある。一度、この方式のプレーヤーが
欲しくて、狙っていたがなかなか出会うことがなかった。
話を戻して、SL-5だが『回転が若干遅い』とのことでジャンクとのこと。
普通回転は調整できるんで、自分で何とかなる と思い購入した。
案の状、ネットで回転調整方法を調べると、底面の穴から調整できるとの
情報があり、回転も正常に調整することができた。しかし、45rpmは調整
ができなかった残念。 しかし、この時代の家電、オーディオ製品はしっかり
できていますね。30年前のプレーヤーが現役で使えるのですから。
ラジカセ人気が再燃しているみたいですが、その記事の中で、60~70年代
頃までの製品は、部品の全てがMade In Japanで作られていて、製品は
丹念に作りこまれ、品質も抜群に良いとの こと。
 
DSC_0088.JPG
 
それと、ここ2年くらいで集めだしたのがCDシングル盤だ。前は¥50だったが
今は¥100円に値上がりしている。収集する人が増えたのか。今回も、10枚
ほど漁ってきた。シングルの魅力はアーティストがこの一枚にかける意気込み
伝わって来るからだ。アナログのドーナツ盤の方がCDより濃かったと思う。
今は音楽というよりデータを買う時代で、気軽に音楽を楽しめるようになった。
いいこともある反面、ものに対する愛着が薄れて来たように思える。
データはボタン一つでDELできますから。ドーナツ盤時代は、聴かなくなった
レコードはブーメランとして活用できたのはありがたかった(笑)

DSC_0090.JPG

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

『Hello,Again~昔からある場所~』 [MY LITTLE LOVER]

久々の更新だ!
いつだろう、リビングでPCをいじっているとこの曲がTVから流れてきた。
思わず、メガネをかけて画面に注力した。 
そこには、まぎれもないAKKOが姿を現していた。この曲は1995年にリリース
されて、もう20年前(1995)の曲だ。決してうまいとは言えない ヴォーカル
だが、彼女しか表現できない切ない曲です。
 なんでこの曲を聴くと、哀しくなるのだろう。
自分の人生に重ねて聴いてしまう、しかし、AKKOが言うように前向きには
なれない自分がいる。 
 
DSC_0075.JPG 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

DAVID BOWIE [David Bowie]

D.ボウイ氏が死去した。
突然の訃報で小生も困惑している。
「スペイス・オディティ」を初めて聴いた時の衝撃は忘れられない。

フレディー・マーキュリーの追悼コンサートでは、『Under Pressure』を披露した
あなたまでも逝ってしまうとは。
P2010036.JPG

 



共通テーマ:音楽
前の6件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。