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ビートルズ IN MONO BOX アナログ盤 その2 [THE BEATLES]

昨日に続いて今日は2枚のアルバムを聴いてみた。アルバム2枚と言っても
MONO MASTERSは3枚組なのでLPで4枚聴いたことになる。
先ずはSGTから。またまた、結論から書くと非常に良い出来である。偉そうで
申し訳ないですけど...そもそもSGTは自分の中で『このアルバムはROCKではない』
という考えがあったので、今までは冒頭の数曲と最後の2曲ぐらいしかまともに聴いて
いなかった。しかも、自分が所有しているMONO盤は音がモコモコしていて、全然
”ROCK”していなかった。もっぱら、STEREO盤を聴いていた。SGTに限らずMONOを
重視する傾向にあるが、僕的にはSTEREO盤の方が鮮度が高く音質的には好ましい
アルバム(曲も)少なくない。
さて、本題の2014カッティングであるが、A-1から形相が違う。ベースとドラムがしっかりと
分離してリズムを支えているのだ。
そう、このMONO盤でROCKを感じたのは、ベースとドラムが今回のマスターにより、
きちんと分離され、ハイハット、スネアのアタック音、ベースの低域を支える力強さが
”ROCK”感を醸し出していると思う。
特筆は『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
』である。
オリジナル盤でもど迫力のベースであったが、今回はベースが固まりで攻めてくるのでは
なく、弦の一本々をはじいているのが聴きとれる。

DSCF3002.JPG

次はMONO MASTERSのインプレッション。
そもそもオリジナルは45rpmでカッティングされているので、オリジナルとは比較せずに
流して聴いてみた。
1枚目の『LOVE ME DO』~『She's A Woman』までは音質は良いのだが録音された
テープを聴いているみたいでリアリティ感が無い。
しかし、2枚目からはグンとそのリアリティ感が増す。特に『Yes It Is』はコーラスの絡み
が良い。期待していたシングル盤で人気のある『Paperback Writer』『Rain』はVoの
音が割れていてちょっと意気消沈。ベースとドラムはラウドで良いのだが。。。
3枚目は更にリアリティ感が増す。
『Only A Northern Song』
⇒まじめに聴いたことが無い曲だが、効果音が素晴らしい。
『Don't Let Me Down』
⇒LET IT BE NAKED発売時にイントロのベース音でスネアが歪む音が聴こえるとの
事で話題になったが、このマスターでも十分その歪みが聴こえる。           
『Across The Universe (Wildlife Version)』
⇒ジョンの名曲だ、VOの広がりが凄い。部屋いっぱいにジョンの世界が広がる。


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