ビートルズ IN MONO BOX アナログ盤 その3 [THE BEATLES]
今日で全部のアルバムを聴き終えた。
2枚を通しての感想だが、スクラッチノイズ無しにこれだけの音質で聴ければ十分
と思う。これはBOX全体の感想。
『Magical Mistery Tour』のBaby Your Richmanの地お這うようなベース
は弦が弾んでいる様子が分かるようだ。意外だったのはBlue Jay Wayの低音
もかなり深いということ。自分はベースとドラムを基本に聴いているので、このような
感想となる。
『The Beatles』(ホワイト・アルバム)は、一皮むけたようにクリアになった『While
My Guiter Gentry Weeps』が嬉しい。
また、全体を通してのアコギの音色が美しい。『Rocky Raccoon』の低音弦を弾いた
時の弦の震えが生々しい。
期待と不安があった2014カッティングであるが、予想以上に良くできていると思う。
ビートルズの新譜で繰り返し聴くアイテムは少ないが、このBOXはまた聴きたいと
思わしてくれる。STEREO盤も是非このマスターで発売してほしいものだ。
さて、2009年に発売されたデジタルリマスタ-のMONO盤だが、これは出番が少なく
なりそうだ。唯一貴重なのは『RUBBER SOUL』『HELP』のオリジナルSTEREO
である。左右のスピーカーにVOと演奏がスッパリ分かれるこのバージョンは、今後
忘れられていくのであろうか。(Magical のUK盤EPも。。。)
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