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ESOTERIC X-50W 不調 [オーディオ]

もう10年以上愛用しているCDプレーヤーが音飛びするようになった。
修理しようと思いティアックに問い合わせたところ、もう修理対象機種から外れている
ため修理は受付できないとのこと。生産終了から8年で補修部品の生産が終了する
ことから、音飛びの原因となっているピックアップの在庫が無いとのことである。
とは言えイソイソと引き下がることもできないため、ダメモトで良いので見てくれと
お願いしたところ、取りあえず見てくれることとなった。
また、プレーヤーの引き取りまでメーカーで手配していただき非常に好感が持てた。
プレーヤーを送ってから3日目にサービスの担当から連絡があり、ピックアップは
多少劣化しているが、まだ大丈夫とのこと。ピックアップのクリーニングとリニアス
ケーティングの清掃および注油を実施したとのこと。
また、作業後専用のCDで音飛びを確認したところ問題いとのことであった。
また、往復の輸送費と調整費は無料で良いと言われた。
このご時世、家電、車業界など保証期間を過ぎると必ず費用を要求されるが、
未だにこんな良心的なメーカーがあるとは、ある意味感動さえ覚えた。
DSCF3079.JPG

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【X-50W概要】
P-0で実証されたノンフローティングVRDSメカニズム(VRDSの詳しい解説
VRDSメカニズムをさらに強固とする高剛性リジット筐体構造
新設計アルミ削り出しターンテーブルを採用
CDソフトごとに理想のフォーカス/トラッキング・サーボ量を検出し、オーディオファイルに
高い評価を得ているWBT社のRCA出力端子装備
ワディア社がVRDSメカニズムのために設計した差動バランスD/A回路搭載
オーディオ回路系に専用電源部を設けた「2トランス」構成
2004年6月11日生産終了
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今までCDはX-50Wオンリーで楽しんできていたのだが、今回の修理をきっかけに
もう一台CDプレーヤーを購入することとした。
候補はCECの製品。それは、ティアックが誇るVRDSメカと相反する思想である
ベルト駆動であるからだ。
10年くらい前に、CECのTL1Xと言うモデルがあり、これはCDの回転およびピックアップ
の駆動もベルトで行っていた。
千葉のオンケンで聴かせてもらったのだが、低音から高音まで抜けが良く非常にアナログ
プレーヤーに近い音が出ていて欲しいと思ったのだが値段を見て断念した。
それで、今回購入したTL3NはTL1Xと同じ仕様で値段は半分以下であった。
DSCF3082.JPG
TL3N-m-350.jpg
CDのセットはトレイが出てくるのではなく、手で窓をスライドさせないといけない。
また、ディスクの上にスタビライザーを置。いかにもアナログライクである。DSCF3084.JPG
TL3NはCDトランスポートであるため、D/Aコンバータが必要である。
吾輩が所有しているのは、新潟精密(エレプトーン)の製品である。
このコンバータはCDに記憶されている上限である20kHzをフルーエンシー理論で補正し
て約40kHzまで再生してくれる優れものである。このチップはラックスマンのCDプレーヤー
にも搭載された。
昨今はCD専用のプレーヤーも少なくなり、今後のメディアの動向に注目しているが、
最後はやはりアナログに落ち着きそうである。
DSCF3086.JPG
nsdp.jpg
image4.gif


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DEBDYLAN

素晴らしいサポートですね。
メーカーも音楽と音楽ファンを大切にしてるんだと思います。
こういうメーカーは応援したくなります^^。

by DEBDYLAN (2014-10-13 11:48) 

may_r

DEBDYLANさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
昔はこういう良心的なメーカーさんは他にも少なからず
存在していました。
特に町の電気屋さんは安くは無かったけど、困った時には
相談にのってくれたものです。簡単な修理はメーカーに送らずに
やってくれたものです。
by may_r (2014-10-13 17:40) 

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