SSブログ

LED ZEPPELIN 2014リマスター Ⅱ 聴き比べ [LED ZEPPELIN]

Ⅳに引きつ続きⅡの聴き比べ。
Ⅱは小生が初めてZEPを聴いたアルバムなので思い入れがある。
当時(80年代)はUSメタルが全盛期でZEPは古典と言われていた。
しかしながら、A-1のギターリフはそれ以降のメタルギター定番リフであり、古典と言
われるのは、ちょっと疑問に感じていたのであった。
DSCF3171.JPG
それから30年近く経ったのだが、当時流行っていたUSメタルは影をひそめて、当時
古典と言われたZEPは今もなお輝く存在である。
ハードロックにとらわれずに、フォーク、ブルース、ファンクなどを取り入れ、ZEP流に
アレンジすることによって、飽きのこない音楽性となったと考える。

今日は手持ちのZEPⅡを聴き比べてみた。聴いた順番は下記。
①英国:MAT2/2 LEMON SONG表記
②2014リマスター
③Classic Records
④日本盤
⑤US盤

聴き比べたのはB-2の「Heart Breaker」 。ファズベースとドラムの打ち込みとギター
のナチュラルな歪みが聴きどころ。

★先ずは英国盤。Ⅳと同じで重心は低く、高音は抑え気味。ファズベースが唸りを上げ、
ギターは指先の動きまで見えるようだ。Drmは確実にリズムを刻み、ギターソロ終盤
のバスドラの連打は、まるで自分が録音スタジオに居るかのような錯覚さえも覚える。

★リマスター盤
基本は英国盤と同じである、歪みが少なくその分迫力は落ちるがハイファイ感は強い。
ギターソロの無音部分で聴こえるギターアンプのノイズも紳士的である。

★CLASSIC RECORDS
Ⅳではかなりよかったが、Ⅱはあまりよろしくない。ハイ上がりでシンバルの音が耳に
つく。しかしながらオリジナルを聴かなければこれででも十分良し。

★日本盤
日本盤は期待していなかったのだが、これは意表をついて良かった。日本盤は硬質で
低音が全然出ていないイメージがあるのだが、この盤は低音もソコソコ出ており、全曲
聴いても良い。

★米国盤
これは全然ダメ。余計なエコーがかかっていて、VOも10m先ぐらいで聴いているくらい
引込んでいる。

英国盤MAT2/2LEMON SONG表記
DSCF3175.JPG2014 リマスタ-
DSCF3178.JPGClassic Records
DSCF3184.JPG日本盤グラモフォン
DSCF3187.JPG米国(BROADWAY表記)


nice!(2)  コメント(3) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。