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テクニクス SL-5 [オーディオ]

 秋になってから、週末は雨の日が多く、家に引きこもってオーディオを楽
しむにはいい季節だ。
先週末、会社を早めに上がってHOに行ってみた。
行きつけの店舗は3つあって、だいたい一度に全部廻る。
1件目では夏に訪問した時には、綺麗なDENONのDP-80ターンテーブル
とDP-300 、たぶんDA-307が売られていた。DP-80は傷、錆も無く自分の
システムのスペアで欲しかったが、キャビとアームは要らないのでその場は
留まったが、売れてしまっていた。
結構いい値がついていたが、 オークッションとは違い現物を見て買えるので
安心できる。また、前にも書いたが、DENONのメンテナンスは良心的で、
年代物のオーディオでも快く修理を受けてくれる。ただ、部品が製造中止に
なっているものは例外だ。(IC、モータ、ギアなどの特殊部品)
あと、もう一つ気になっていたのは、テクニクスのSL-10がジャンクコーナー
に置いてあった。針折れ、通電のみ確認といった品物。値段は¥5,000。
迷った時はスマホで調べる。店の中では失礼なので一旦車に戻って、ゆっくりと
検索。完動品はオークションで¥30,000~50,000と人気があるプレーヤーだ。
ここはジャンクということで、これも見送ったが売れてしまっていた。
中古は『出会った時に欲しいと思ったら買う』が鉄則だ。 目を付けていた、
品物の購入を1W考えて、いざ買いに行くと売れてしまっていて、悔しい思い
をしたことは、これまで3回ある。今でも忘れられない。 
売れたんだ~と思いながら別の店舗へ30分くらいかけて向かう。 
先ずはレコードを物色したが欲しいものはない。続いてオーディオジャンク
コーナーに行くと、SL-5が置いてあった。
このプレイヤーはSL-10の廉価盤で新品時は定価¥45,000 。売り文句は
レコードジャケと同サイズで31.3*31.5mmのコンパクト設計。
操作はフルオートでスタートボタンを押すだけで、レコードサイズを検知して
回転数を自動選択するといった、だれでも使いやすいレコードプレヤー。
 自分が気になっていたのは、トーンアームでダイナミック式アームリニア
トラッキング を採用していること。これは、レコードカッティングマシーン
と同様に直線的にトレースするためインサイドフォースがほぼ0のため、歪
の発生などが少なくなるメリットがある。一度、この方式のプレーヤーが
欲しくて、狙っていたがなかなか出会うことがなかった。
話を戻して、SL-5だが『回転が若干遅い』とのことでジャンクとのこと。
普通回転は調整できるんで、自分で何とかなる と思い購入した。
案の状、ネットで回転調整方法を調べると、底面の穴から調整できるとの
情報があり、回転も正常に調整することができた。しかし、45rpmは調整
ができなかった残念。 しかし、この時代の家電、オーディオ製品はしっかり
できていますね。30年前のプレーヤーが現役で使えるのですから。
ラジカセ人気が再燃しているみたいですが、その記事の中で、60~70年代
頃までの製品は、部品の全てがMade In Japanで作られていて、製品は
丹念に作りこまれ、品質も抜群に良いとの こと。
 
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それと、ここ2年くらいで集めだしたのがCDシングル盤だ。前は¥50だったが
今は¥100円に値上がりしている。収集する人が増えたのか。今回も、10枚
ほど漁ってきた。シングルの魅力はアーティストがこの一枚にかける意気込み
伝わって来るからだ。アナログのドーナツ盤の方がCDより濃かったと思う。
今は音楽というよりデータを買う時代で、気軽に音楽を楽しめるようになった。
いいこともある反面、ものに対する愛着が薄れて来たように思える。
データはボタン一つでDELできますから。ドーナツ盤時代は、聴かなくなった
レコードはブーメランとして活用できたのはありがたかった(笑)

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