Sgt Pepper 50th Anniversary Edition [THE BEATLES]
SGTはビートルズのアルバムの中で、ターンテーブルに載る回数が少ない。
というのは、多重録音によるダビングの繰り返しで、各楽器の分離が悪く
音質的によろしくない。また、一番の理由はロックを感じないことだ。
それは、ポールがイニシアチブをとったことが大きい。そもそもポールが
書く曲は、ポピュラーソングでありロックンロールではないと輩は考える。
また、SGTはコンセプトアルバムと言うが、そもそも、ポールは曲を
物語調に仕上げるのが得意で、前作『Revolver』の”エリナー・リグビー”
などがよく分かる。
そんなんで、1曲でなくアルバム全体を『物語』にしたら面白い!と考えた
のだろう。このころから、ジョンのリーダーシップは薄れてき、ポールの
我が強くなってきた。
ただ、流石にSGTの締めは『A・DAY』でこのアルバムはこの曲に尽きる。
これまでの物語は、この曲のお膳立てにさえ思える。
というのは、多重録音によるダビングの繰り返しで、各楽器の分離が悪く
音質的によろしくない。また、一番の理由はロックを感じないことだ。
それは、ポールがイニシアチブをとったことが大きい。そもそもポールが
書く曲は、ポピュラーソングでありロックンロールではないと輩は考える。
また、SGTはコンセプトアルバムと言うが、そもそも、ポールは曲を
物語調に仕上げるのが得意で、前作『Revolver』の”エリナー・リグビー”
などがよく分かる。
そんなんで、1曲でなくアルバム全体を『物語』にしたら面白い!と考えた
のだろう。このころから、ジョンのリーダーシップは薄れてき、ポールの
我が強くなってきた。
ただ、流石にSGTの締めは『A・DAY』でこのアルバムはこの曲に尽きる。
これまでの物語は、この曲のお膳立てにさえ思える。
さて前置きが長くなったが、今回、輩が購入したのは、DE(CD)
とアナログ盤を注文した。先ずはアナログ盤から聴いてみた。
音とは関係ないが、ジャケットがワイドスパンで満足。(2枚組だから?)
肝心のリマスター効果だが、オリジナル盤と比較してみた。
感じたのは下の3つ。
とアナログ盤を注文した。先ずはアナログ盤から聴いてみた。
音とは関係ないが、ジャケットがワイドスパンで満足。(2枚組だから?)
肝心のリマスター効果だが、オリジナル盤と比較してみた。
感じたのは下の3つ。
①リマスター盤はヴォーカルが真ん中で定位。
オリジナルは右から左、センターとヴォーカルの位置が変化する。
②低音がすごく伸びている。特に、『A・DAY』の最終のSEは、
部屋が振動するくらい。
③全体的に回転が遅くなったような気がする。低音から高音まで伸びて
いるので、そう感じるのではないか?
総評として、悪くない。それは、オーディオファイル的には、いい仕上がり
となっているという意味。
ただ、SGTがロックの金字塔と言われるのは、コンセプトアルバムある
ことと、サイケデリック・ロックの2つが成り立っていたからであること。
残念なのは、後者のサイケ感が薄くなっていることだ。
薄くなった原因は、オリジナル盤のようなヴォーカルが左右に移動したり、
ナローな音質をリミックスでクリアにしたこと。
まぁ、これは50周年記念盤をリミックスした、J・Mの息子の提案だから、
これはこれで有りと思う。
それより、オリジナルSTEREO盤もMONO盤(2014)と同じように、
アナログマスターからカッティングした、アナログ盤を望む。
オリジナルは右から左、センターとヴォーカルの位置が変化する。
②低音がすごく伸びている。特に、『A・DAY』の最終のSEは、
部屋が振動するくらい。
③全体的に回転が遅くなったような気がする。低音から高音まで伸びて
いるので、そう感じるのではないか?
総評として、悪くない。それは、オーディオファイル的には、いい仕上がり
となっているという意味。
ただ、SGTがロックの金字塔と言われるのは、コンセプトアルバムある
ことと、サイケデリック・ロックの2つが成り立っていたからであること。
残念なのは、後者のサイケ感が薄くなっていることだ。
薄くなった原因は、オリジナル盤のようなヴォーカルが左右に移動したり、
ナローな音質をリミックスでクリアにしたこと。
まぁ、これは50周年記念盤をリミックスした、J・Mの息子の提案だから、
これはこれで有りと思う。
それより、オリジナルSTEREO盤もMONO盤(2014)と同じように、
アナログマスターからカッティングした、アナログ盤を望む。