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ビートルズ IN MONO BOX アナログ盤 [THE BEATLES]

発売日の9/9に到着し夜中に小音量で聴いていたが 、この週末に本格的に聴いてい
見た。PM~REVOLVEまでの7枚までのインプレッションを書くことにする。
このBOXのレコード全部に言えることだが、大なり小なり盤に反りがある。音質には全く
影響がないのだが、ホワイトアルバム(通称)はその中でもうねりが大きい。
結果から先に書くが、初期2作PPM、WBはヴォーカルが平面的で、演奏も脆弱で
初期ビートルズの演奏が非常に紳士的で面白くない。音質的にはヴォルームを上げれ
ば悪くはない。
あ~また、やられたかな?と悪夢が過ったが、HDNをターンテーブルに載せた時から
印象は一変した。
引込んでいたヴォーカルが前に出てきた。特に『If I Fell』のコーラスの絡み
And I Love He』のガットギターのしらべは特に美しい。
B面の『I'll Cry Instead』の斬新なコード進行に思わずノッテしまう。
BEATLES FOR SALE のA1~3までも素晴らしく、HELPの『Yesterday
もヴォーカルが歪まない。
今回特に素晴らしかったのはREVOLVERで『Eleanor Rigby』『Here,There
And Everywhere
』『For No One』は全てポールの曲であるが、センターに
ヴォーカルが浮かび上がり本当に目の前で歌っているようにさえ思える。
これはオリジナル盤を超えているかも?
ただ、残念なのは『Tomorrow Never Knows』が平面的でイマイチである。

P9110122.JPG

PPMは聴き比べしてみた。
英盤:3rd ヴォーカルがオンマイクで声に艶があり、楽器の分離も良い
英盤:4th 3rdと同じ。
2014カッティング:ヴォーカルが平面的で、演奏も脆弱
JP86年盤:基本は英盤と同じだが、ベールを1枚被った音。輪郭が少しボケる
デジリマTOCJ盤:CDと同じで硬質で寸詰まり
デジリマUS盤:同上
P9110105.JPG

WB
英盤:初盤 ヴォーカルがオンマイク。リンゴが叩くシンバルの雨あられ(A-1)
2014カッティング ヴォーカルが引込み、演奏も脆弱
               各音の解像度は上がっているが、逆に荒々しさがスポイルされている
P9110115.JPG
使用機器
プレーヤー:MICRO BL-111L
アーム:IKEDA IT-407 CR-1
カートリッジ:DENON DL-102(針圧3g)

P9110106.JPG


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