Sgt Pepper 50th Anniversary Edition [THE BEATLES]
というのは、多重録音によるダビングの繰り返しで、各楽器の分離が悪く
音質的によろしくない。また、一番の理由はロックを感じないことだ。
それは、ポールがイニシアチブをとったことが大きい。そもそもポールが
書く曲は、ポピュラーソングでありロックンロールではないと輩は考える。
また、SGTはコンセプトアルバムと言うが、そもそも、ポールは曲を
物語調に仕上げるのが得意で、前作『Revolver』の”エリナー・リグビー”
などがよく分かる。
そんなんで、1曲でなくアルバム全体を『物語』にしたら面白い!と考えた
のだろう。このころから、ジョンのリーダーシップは薄れてき、ポールの
我が強くなってきた。
ただ、流石にSGTの締めは『A・DAY』でこのアルバムはこの曲に尽きる。
これまでの物語は、この曲のお膳立てにさえ思える。
とアナログ盤を注文した。先ずはアナログ盤から聴いてみた。
音とは関係ないが、ジャケットがワイドスパンで満足。(2枚組だから?)
肝心のリマスター効果だが、オリジナル盤と比較してみた。
感じたのは下の3つ。
オリジナルは右から左、センターとヴォーカルの位置が変化する。
②低音がすごく伸びている。特に、『A・DAY』の最終のSEは、
部屋が振動するくらい。
③全体的に回転が遅くなったような気がする。低音から高音まで伸びて
いるので、そう感じるのではないか?
総評として、悪くない。それは、オーディオファイル的には、いい仕上がり
となっているという意味。
ただ、SGTがロックの金字塔と言われるのは、コンセプトアルバムある
ことと、サイケデリック・ロックの2つが成り立っていたからであること。
残念なのは、後者のサイケ感が薄くなっていることだ。
薄くなった原因は、オリジナル盤のようなヴォーカルが左右に移動したり、
ナローな音質をリミックスでクリアにしたこと。
まぁ、これは50周年記念盤をリミックスした、J・Mの息子の提案だから、
これはこれで有りと思う。
それより、オリジナルSTEREO盤もMONO盤(2014)と同じように、
アナログマスターからカッティングした、アナログ盤を望む。
テクニクス SL-5 針交換 [オーディオ]
先日、我が家に来たSL-5の交換針を注文したのだが、
3日くらいで着した。メーカー純正品は製造中止になって
いるのでJICO製だ。
このメーカーが製作している交換針は、SURE、EMPIRE
などのを購入させれもらっている。CD全盛期時代に
レコードの生産が落ちんで業績が最悪でありながら、
JICO社長が一人でも欲しい人がいるなら作り続けよう」
と交換針を作り続けた。
昨今のレコード再燃によって、全世界から注文が殺到し
生産が追い付ない状態が続いているという。
さて、到着した針だが付いていたオリジナル(?)と比較
してみた。た目はの違いは、オリジナルはセンターに白線
がついているのだが、JICO製は無印だ。ボディーの半透明
なオレンジ色は、ほぼ同色であった。
肝心の音だが、そもそも付いていた針が、状態がよくいい
音を出してたので劇的にいよくなったという印象はない。
若干重心が下がって、低音が伸びているような感じがした
程度。だ、当時5万円弱のプレーヤーと3000円のカート
リッジで、れだけの、音が聴ければ十分だ。
ラジカセ シャープ QT-88 [オーディオ]
前回のログで、ラジカセが再燃していると書いた。
その繋がりで、我が家に現存するラジカセをご紹介しよう。
シャープのQT-88。(1981年製)
1982年にCDプレーヤーがソニーから発売され、ラジカセは
CDラジカセへ移行していくので、CDプレーヤがついて
いない末期ラジカセとなる。
ラジカセと書いたが、こいつはスピーカーが外すことができたり、
レコードプレーヤーもつなぐことができる。なんと、フォノイコ
も装備しているので、簡単にレコードを楽しむこともできる。
QT-88は実家に15年くらい保管してあったので、久々に鳴らして
みる。試しにSL-5をつなげてみた。驚いたのは、プラスチックの
軽量なピーカーながら低音から高音まですっきり伸びていて、
ベタな表現だが、こんないい音してたっけ?が久々聴いた感想。
また、気軽に持ち運びできるので、場所を選ばずに、いい音を
楽しむことがきる。乾電池でもいけるので、アウトドアでも
活躍できる。
また、簡易イコライザーで好みの音質へ変更できる。この効果
が絶大で、レコードに合わせて、つまみをいじりたくなる。
唯一の不満はボリュームのツマミがスライド式であること。
小ぶりでも良いので回転式であったらと惜しく思う。
テクニクス SL-5 [オーディオ]
『Hello,Again~昔からある場所~』 [MY LITTLE LOVER]
DAVID BOWIE [David Bowie]
D.ボウイ氏が死去した。
突然の訃報で小生も困惑している。
「スペイス・オディティ」を初めて聴いた時の衝撃は忘れられない。
フレディー・マーキュリーの追悼コンサートでは、『Under Pressure』を披露した
あなたまでも逝ってしまうとは。