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ビートルズ STEREO アナログ盤 『with the beatles』 [THE BEATLES]

 2012にSTEREO盤が発売されたが、私的なドタバタで落ち着いて聴く時間がなかった。
今回MONO盤が発売されたが、あまりにも出来がよく感動してしまい、改めてSTEREO盤
を聴いてみることにした。
今回聴いたアルバムは『with the beatles』。このアルバムは思い入れが強い。
小生が初めて買ったビートルズのアルバムであり、オリジナル盤を手にしたのもこの
アルバムであった。音質的には良いと言えないが、初期ビートルズの疾走感を記録した
逸品である。
オリジナル盤からモービル盤、2014リマスターCDと聴き比べしてみた。
英国2EMI⇒Y/Bグラモリム⇒Y/Bファーストプレス⇒2014リマスター⇒モービル⇒
2014リマスターCDいう順番で聴いた。
STEREO盤は右スピーカーからVO、左からは演奏とスパット分かれる。
MONOは左右のスピーカーのセンターにVoがフワッと浮かび上がるが、STEREOは
左右のスピーカーに音がへばり着き立体感は無い。また、MONOはオンマイクで
あるがSTEREOは50対50である。
英国オリジナル盤とリマスター盤の決定的な違いは、前記した音の分離である。
オリジナル盤は左右にスパット分かれるのに対しリマスター盤はドラムとベースは
センターに定位しているのである。高音と低音共に伸びており音質的には上出来
だと思う。但し、Voは相変わらずSPにへばり付いておりヴォリュームも小さい。
アナログ盤を聴いた後にCDリマスター盤を聴いたのだが、これはオリジナル盤と
同じように左右のSPにスパッと分かれる。これはアナログ盤は作成にあたり新たに
リマスターしてのではないか?と考えられる。

DSCF3022.JPG

2EMI EMIリム(マト2/3フランスプレス):高音、低音の伸びが無く鮮度がイマイチ
Y/B グラモリム(マト2/2):2EMIに比べて高音、低音が伸びがあり。迫力が増す。
Y/B ファーストプレス(マト2/2):グラモリムに対し高音の伸びは無いが低音はより
                    伸びている。何より音が太い。
リマスター:高音、低音共のスッキリと伸びている。但し、定位が違う。
モービル盤:ハイファイであるが高音がキツイ。

DSCF3016.JPG2EMI EMIリム(マト2/3フランスプレス)
DSCF3015.JPGY/B グラモリム(マト2/2)
DSCF3025.JPGY/B ファーストプレス(マト2/2)
DSCF3018.JPGリマスター
DSCF3020.JPGモービル盤


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